爆発まで残り5分となりました



大好きだったから、悲しかった。



信じるよ。……これはきっと、お母さんの中のわるものが、お母さんをいじめてるからなんだ。






私は二階に上がると、ベッドに飛び込む。




明日……でもいい。今日みたいな日が嘘だって、誰かに言ってほしい。



枕に顔を押し付けて、意味も分からない奇声を出す。もう、何も聞こえない。




喧嘩なんて嘘。


みんな嘘。ぜんぶ嘘。




自分に言い聞かせても、体は震える。下からは、微かに怒鳴り声も聞こえてくる。



その度に、嫌というほど耳に枕を押し付けて、眠ろうとした。




私が壊れる前に。

……私が、元通りにするんだ。





──そして二度目の、眠りにつく。