爆発まで残り5分となりました

すると、「アタシも"朱美"でいいよ」と、満面の笑みで笑い返してくれた。






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「おぉーいっ!開けてくれーっ!!」




ドンドンとドアを叩く音に気づいて、私はすぐに立ち上がった。




見えにくい模様のついたガラスには、二つの黒い影が映っている。



悠真たちが帰ってきたんだ。



……私は鍵を開けて、ドアノブを持ち、手前に引く。




「すまん、遅くなっ……ん?霧雨は……?」



「奥にいるよ。って、えあっ!?何それ!!」




悠真の手には、レジ袋。



そして、その中には……一杯のパン?、が入っていて……って。



どういうこと!?