ピンクに染まる君 1



笑うとなんか不幸になる。

私が笑うと、気づけば周りに誰もいない。

だから笑わない事にした。


って言うのも、私のお母さんがシングルマザーで、 1人で私の事を育ててくれたわけだからとっても大変で、だけど私には、平気な顔して。

私が小さい頃すごく流行ったアクセサリーがあったんだけど、あの頃は笑ってれば何でも買ってくれるもんだと思ってて、すごく高かったんだけど、いつもよりも少し嬉しそうな顔して私にくれた。


「大切にしてね」


「うん!」


そのちょうど2ヶ月後、今でもはっきり描写が浮かぶ。

医師が言った。


「残念ですが。過労死とみられらます。」


泣いて、泣いて、泣いて。

自分を、責めて、責めて、責めて。


「私は、笑っていちゃいけないんだ」