下駄箱で靴を履き替えていると、倉井は何故かじっと俺を待っている。まるで友達や恋人が待ってるのと同じ感覚。でもなんでまた俺とクラスに行きたいのか。
転向二日目となる今朝も、代わり映えのしない一日となるはずだった。俺の生活スタイルは怠惰で平和なのが一番なのだ。
それなのに。倉井のことを意識してしまう。やたらと意識の乱れが頭の中で起きる。
こんなこと中学時代になかったのに。落ち着けよ、自分。今は胸に言い聞かせることで、精一杯だ。
転向二日目となる今朝も、代わり映えのしない一日となるはずだった。俺の生活スタイルは怠惰で平和なのが一番なのだ。
それなのに。倉井のことを意識してしまう。やたらと意識の乱れが頭の中で起きる。
こんなこと中学時代になかったのに。落ち着けよ、自分。今は胸に言い聞かせることで、精一杯だ。

