「…おい。誰が子供だって?」
「「うわああああ!??!」」
もはや口論が海くんのことではなくなったころ、平助が土方さんを呼んできたらしく、こめかみをピクピクさせながらやってきた。
これはいいチャンスだ
「土方さん!!!私は土方さんは大人だって言ったのにこのおで始まる名字の人、子供だって言うんですよ!!!」
「総司ぃ…?」
「はぁ?!何そのおで始まる名字の人って!!!」
土方さんを無視ですか
「名前も呼びたくないんです察せコノヤローー!!」
「土方さん!確かに僕は土方さんを子供と言いましたが、こんな風に人の名前を適当に呼んでくる人の方を締めるべきだと思います!!!」
「自分は無実だって言いたいのそれ?! さりげなく論点自分から外そうとしてんじゃないわよ!!!」
「あー!もううるせえ黙れ!!!! 俺からしたら二人とも有罪だコノヤロー少しは頭冷やせ」
私と沖田さんの脳天に拳が落ちてきた。
「「いったぁー!!!」」
「お前らは何を言い争ってんだ。総司も海が気にくわねえのはてめぇの勝手だが、だからって態度にだすんじゃねえ。 桜は桜ですぐ感情的になるな。本人が目の前にいる事を忘れてんじゃねえよ」
「「…」」
私とおで始まる名字の人は土方さんの言葉が正論すぎて黙った。
「よし。もう終わりな。海、とりあえず平助と道場に来い。腕次第では隊士になってもらいたい。」
「あっ…はい。わかりました」
海くんはそれまで黙ってオロオロしてた。
まぁ、自分が口論の原因だからしょうがないだろうけど。
本人の前で言うことじゃなかったな…。
海くんは何も悪くないのに。
土方さんは先に道場に行った。
平助が行こ?っと海くんの手を引く。
海くんは私とおのつく人を気にしていたが、平助にひっぱられるがままだ。
一言謝っておこうと思い、海くんを引き止める。
「海くん、ごめんね…! 自分のことでこんななったら居心地悪かったよね…ほんとごめん! 」
海くんに頭を下げていう。
「いえっ気にしないでください!怪しいのは仕方ないですし….僕が沖田さんの立場でもそういう人は信用しないかもしれないので…」
「わざわざあの人のフォローすることないから!!!」
ばっと顔を上げていう。
するとおのつく人は
「へぇ。自分でもわかってんじゃん。なら僕がこんな態度とっても仕方ないよね」
こいつっ…!
「此の期に及んでまだ言いますか。土方さんがさっき言ったこと忘れたんですか?」
「忘れてんのは君の方じゃない?土方さんはさっき、平助とこいつに道場に来いって言ったんだ。引き止めてる場合じゃないと思うけど。」
「謝罪の一つもない非常識に言われたくないですね」
「悪くないのになんで謝んなきゃいけないのさ」
「沖田さんが海くんに対して抱いてる感情じゃなくて、本人の目の前でそういうことを言い争ってしまったことに謝れと言ってるんです」
「それも別に悪いことだとは思わない」
というと、沖田さんは去って行ってしまった。
はぁ。あの人はなんであんなに頑ななんだよ
「頑固オヤジ!!!!」
そう叫ぶと、遠くで原田さんの悲鳴が聞こえてきた。
あいつっ…原田さんの部屋の前だったからって当たってんじゃねえよ…
ごめんなさい!原田さん!
私も道場に行くことにした。
そこではすでに海くんは柔術の師範である松原忠司さんと手合わせしていた。
ジークンドーと柔術じゃ勝手が違うから松原さんはやりにくそうだ。
柔術の型ではジークンドーとはやりあえない。
海くんは人が変わったように攻撃の手をやめない。
松原さんは受け止めるので精一杯だ。
すると、海くんが松原さんを背負い投げした。
「一本!!」
すごい。海くん強い…
「いやー、こんな攻撃の仕方は見たことがない。ついていくので精一杯だったよ…」
と、松原さんが言う。
海くんは
「ごめんなさい。柔術とは戦い方が違うってことはわかってたんですが、途中で楽しくなってしまって…」
と、倒れる松原さんに手を差し伸べる。
松原さんはその手を取ると、
「私も初めて見るその型に興味が出たよ。いいものを見せてくれてありがとう。」
と言った。
「ほう…お前のその攻撃、実践において使えそうだな」
土方さんが顎に手を当てて言った。
飽きた
episode
沖田さんと海くんのことで喧嘩して一週間。
そろそろ仲直りしたいがどちらも意地っ張りなので、顔をあわせるたびに嫌味を言い合う始末…
さっきもすれ違ったとき…
「……無言で通り過ぎるとか、仮にも上司に対して結構な態度だね」
「敬うべきは敬いますが、沖田さんにそれは感じられないと判断したので」
「そういう問題じゃないじゃない?挨拶なんて今時土方さんでもできるよ」
「土方さんのことバカにしてんですか? いい度胸ですね。まあ今に始まったことじゃないですが。そちらこそ人にとやかく言う前に土方さんを敬ったらどうです?」
「僕が土方さんを貶すのは愛ゆえだから。それをあちらもわかってらっしゃる。」
「そうですか。両想いでよかったですね。言いたいことはそれだけですか?私忙しいので」
「ああ。すみませんでしたァ。パシリは大変なんだね。せいぜい僕たちのために頑張りなよ。」
「励ましの言葉は嬉しいですが、一ヶ所間違いがありますねぇ。沖田さんたちじゃなく、あなた以外のために頑張りますので。では」
「可愛くないなぁ」
「ふん。可愛さを求めるなら遊郭にでも行ったらどうです? あなたほどの顔ならそこらへんの芸妓の一人や二人。すぐにあなたの言いなりですよ」
「ねえそれ冗談でも笑えないよ?」
ゴゴゴと、今までとは違う怖さが沖田さんを包む。
「冗談で言ってるんじゃないので」
「ああそうかい!なら遊郭にでも行こうかなァ!!」
「行ってらっしゃいませ。そして二度と帰ってくんな」
ふん!!!!と、お互い別の方向に歩いていく。
ほんっと、なんであの人はあんな言い方しかできないわけ?!
でも楽しいwwww
こんな風にベラベラと罵り合えるのは沖田さんだけだ。
このままでもいいかも笑
「「うわああああ!??!」」
もはや口論が海くんのことではなくなったころ、平助が土方さんを呼んできたらしく、こめかみをピクピクさせながらやってきた。
これはいいチャンスだ
「土方さん!!!私は土方さんは大人だって言ったのにこのおで始まる名字の人、子供だって言うんですよ!!!」
「総司ぃ…?」
「はぁ?!何そのおで始まる名字の人って!!!」
土方さんを無視ですか
「名前も呼びたくないんです察せコノヤローー!!」
「土方さん!確かに僕は土方さんを子供と言いましたが、こんな風に人の名前を適当に呼んでくる人の方を締めるべきだと思います!!!」
「自分は無実だって言いたいのそれ?! さりげなく論点自分から外そうとしてんじゃないわよ!!!」
「あー!もううるせえ黙れ!!!! 俺からしたら二人とも有罪だコノヤロー少しは頭冷やせ」
私と沖田さんの脳天に拳が落ちてきた。
「「いったぁー!!!」」
「お前らは何を言い争ってんだ。総司も海が気にくわねえのはてめぇの勝手だが、だからって態度にだすんじゃねえ。 桜は桜ですぐ感情的になるな。本人が目の前にいる事を忘れてんじゃねえよ」
「「…」」
私とおで始まる名字の人は土方さんの言葉が正論すぎて黙った。
「よし。もう終わりな。海、とりあえず平助と道場に来い。腕次第では隊士になってもらいたい。」
「あっ…はい。わかりました」
海くんはそれまで黙ってオロオロしてた。
まぁ、自分が口論の原因だからしょうがないだろうけど。
本人の前で言うことじゃなかったな…。
海くんは何も悪くないのに。
土方さんは先に道場に行った。
平助が行こ?っと海くんの手を引く。
海くんは私とおのつく人を気にしていたが、平助にひっぱられるがままだ。
一言謝っておこうと思い、海くんを引き止める。
「海くん、ごめんね…! 自分のことでこんななったら居心地悪かったよね…ほんとごめん! 」
海くんに頭を下げていう。
「いえっ気にしないでください!怪しいのは仕方ないですし….僕が沖田さんの立場でもそういう人は信用しないかもしれないので…」
「わざわざあの人のフォローすることないから!!!」
ばっと顔を上げていう。
するとおのつく人は
「へぇ。自分でもわかってんじゃん。なら僕がこんな態度とっても仕方ないよね」
こいつっ…!
「此の期に及んでまだ言いますか。土方さんがさっき言ったこと忘れたんですか?」
「忘れてんのは君の方じゃない?土方さんはさっき、平助とこいつに道場に来いって言ったんだ。引き止めてる場合じゃないと思うけど。」
「謝罪の一つもない非常識に言われたくないですね」
「悪くないのになんで謝んなきゃいけないのさ」
「沖田さんが海くんに対して抱いてる感情じゃなくて、本人の目の前でそういうことを言い争ってしまったことに謝れと言ってるんです」
「それも別に悪いことだとは思わない」
というと、沖田さんは去って行ってしまった。
はぁ。あの人はなんであんなに頑ななんだよ
「頑固オヤジ!!!!」
そう叫ぶと、遠くで原田さんの悲鳴が聞こえてきた。
あいつっ…原田さんの部屋の前だったからって当たってんじゃねえよ…
ごめんなさい!原田さん!
私も道場に行くことにした。
そこではすでに海くんは柔術の師範である松原忠司さんと手合わせしていた。
ジークンドーと柔術じゃ勝手が違うから松原さんはやりにくそうだ。
柔術の型ではジークンドーとはやりあえない。
海くんは人が変わったように攻撃の手をやめない。
松原さんは受け止めるので精一杯だ。
すると、海くんが松原さんを背負い投げした。
「一本!!」
すごい。海くん強い…
「いやー、こんな攻撃の仕方は見たことがない。ついていくので精一杯だったよ…」
と、松原さんが言う。
海くんは
「ごめんなさい。柔術とは戦い方が違うってことはわかってたんですが、途中で楽しくなってしまって…」
と、倒れる松原さんに手を差し伸べる。
松原さんはその手を取ると、
「私も初めて見るその型に興味が出たよ。いいものを見せてくれてありがとう。」
と言った。
「ほう…お前のその攻撃、実践において使えそうだな」
土方さんが顎に手を当てて言った。
飽きた
episode
沖田さんと海くんのことで喧嘩して一週間。
そろそろ仲直りしたいがどちらも意地っ張りなので、顔をあわせるたびに嫌味を言い合う始末…
さっきもすれ違ったとき…
「……無言で通り過ぎるとか、仮にも上司に対して結構な態度だね」
「敬うべきは敬いますが、沖田さんにそれは感じられないと判断したので」
「そういう問題じゃないじゃない?挨拶なんて今時土方さんでもできるよ」
「土方さんのことバカにしてんですか? いい度胸ですね。まあ今に始まったことじゃないですが。そちらこそ人にとやかく言う前に土方さんを敬ったらどうです?」
「僕が土方さんを貶すのは愛ゆえだから。それをあちらもわかってらっしゃる。」
「そうですか。両想いでよかったですね。言いたいことはそれだけですか?私忙しいので」
「ああ。すみませんでしたァ。パシリは大変なんだね。せいぜい僕たちのために頑張りなよ。」
「励ましの言葉は嬉しいですが、一ヶ所間違いがありますねぇ。沖田さんたちじゃなく、あなた以外のために頑張りますので。では」
「可愛くないなぁ」
「ふん。可愛さを求めるなら遊郭にでも行ったらどうです? あなたほどの顔ならそこらへんの芸妓の一人や二人。すぐにあなたの言いなりですよ」
「ねえそれ冗談でも笑えないよ?」
ゴゴゴと、今までとは違う怖さが沖田さんを包む。
「冗談で言ってるんじゃないので」
「ああそうかい!なら遊郭にでも行こうかなァ!!」
「行ってらっしゃいませ。そして二度と帰ってくんな」
ふん!!!!と、お互い別の方向に歩いていく。
ほんっと、なんであの人はあんな言い方しかできないわけ?!
でも楽しいwwww
こんな風にベラベラと罵り合えるのは沖田さんだけだ。
このままでもいいかも笑
