「先生は先生なんですっ。それより沖田先生、なにかいいことあったんですか?」
「いいことは一つしかないけど気にくわないことはたくさんあるね」
「うっ…もしかして私がここにいるの嫌ですか?」
「それは唯一のいいこと。」
「えっ!」
やばい!まじで?!嬉しい!最初あんなに嫌がってたのに!
ははーんさては私の覚悟を認めたな??
「で、気にくわないことは平助のこと。気のない男にあんなことしちゃダメだよ?」
と、私の顔に自分の顔を近づけて行った。
ぼんっ!と赤くなるのが自分でもわかった。
そうか。そういうことか。
「わ、わかりました!安心してくださいっ!私、平助を沖田先生から取るつもりはありませんからっ」
恋仲なのかもしれない!でもそれもありだ!イケメンとイケメンはくっつくべきだ!
「そっちじゃないんだけどなぁ…」
「ん?なにかいいました?」
いいや?てか、僕と平助そんなじゃないからといって歩き出す。
「早く着いてこないとたどり着けないんじゃない」
「あっ!待ってください!」
沖田先生との、距離が近くなった気がする。
嬉しいなっ
ご飯を食べ終わると、土方さんが来て言った。
「桜、お前が持ってたサックスとかいうやつ。あれは本当に楽器なんだろうな?」
「もー!まだいいますか土方さん!あれはれっきとした楽器です!
なんなら、吹いて差し上げますよお!」
ただここにいるのも申し訳ないですし。と付け加えると、
「ああ。桜には総司の小姓になってもらうことにした。」
「小姓って、お世話係みたいなやつですか?」
「まぁ、そうなるな」
「ええ!俺のにしてくださいよっ」
平助くんがやってきた。
「まぁ、お前でもいいが、早いもん勝ちだな。もっと早く言ってくれればそうしたが。」
え?もしかして沖田先生から言ってくれたのかな。
だとしたらかなり嬉しい!
「くっそー!沖田さん、桜のこと嫌いみたいな雰囲気出しといて…」
「誰もそんなこと言ってないでしょ」
「あっ沖田さん!もー!ずるいっすよ!」
「早いもん勝ち♪」
おおおおおおお!!!!
これはこれは期待してもいいんじゃないか?!
すっかり気を良くした私は
「土方さん!サックス持ってくるので、皆さんを返さないでくださいね!」
と言って部屋に走りだす。
「あっこら!開けたらしめてけ!」
そんな言葉も無視していく。
食堂に戻ると、土方さんが言った。
「おおい、皆!注目!」
隊士の皆さんがこっちを向く。
「今日から女中兼小姓として働く桜だ!なかよくしてやれ!」
…転校生を紹介する先生ですか…
隊士の皆さんがざわざわとする
かわいくね?
ああ、しかも女だ
こっちも転校生が来た時の反応してる。
じゃあ私もその路線で行きますよ。
「えっと、桜です!早く皆さんと仲良くなりたいのでよろしくお願いします!あ、今日はお近づきの印にこのサックスという楽器を披露したいと思います!」
土方さんにいいですか?とアイコンタクトをすると、うなづいてくれた。
もしかして土方さんも楽しみなんじゃないのぉお?!
よっし!
私は息を吸い込み、そして
ぱー!!!
音を出す。
また春よ来いの曲だ。
昔の人も消えるような曲だとこういうのというイメージがある。
また
みんなの声が聞こえなくなる
やっぱりJAZZっていうのは
皆を引き込む何かがあるよね
最後まで吹き終わると、一斉に湧いた。
その迫力に圧倒された。
狭い空間にひしめくようにつめられた男たちの響き渡る声。
あはは…
苦笑いしながらペコペコしてると、
声をかけてくれたのは原田さんと永倉さんだった。
「すごいな桜!そんな音聞いたことない。しかもその調子の曲は初めてだ」
「なんていう曲なんだ?!」
「曲名は、春よ来いといいます。
歌もあるんです!」
「桜すごいなー! なんかメリケンとかにありそうな音だ!」
平助くんも言ってくれる。
「ありがとー!確かに日本で始まった吹き方ではないよっ」
そして私は沖田先生のところへ向かう。
「沖田先生!どうでしたか?!私頑張ったんですよっ」
「うん、すごかったよ。曲の感じも僕好きだし。」
「きゃあ!!沖田先生に褒められた〜♪」
飛び跳ねて土方さんのとこにもいく。
「土方さんっ!」
「ああ!すごくよかった!今まで聞いたことないようなのだったしな!」
頭を撫でてくれた。
「ふふふっ!」
土方さんの手気持ちいいー
「土方さんの手、好きです私。」
と言うと、土方さんも笑ってくれた。
「ああ!土方さん笑ったぁ!そうそう!かっこいいんですからずっと笑っててくださいよっ」
そういうと土方さんは照れたように
うるせえよと言った。
隊士の人にもう一回と言われたので、私が好きな歌をたくさん吹いた。
千ピー桜や、え?ピー、そう。とか、ほとんどピーカロイドだけど。
楽しんでくれたのがすごく嬉しくて、るんるんしながら部屋に戻る。
すると、沖田先生が先に来ていた。
「沖田先生っ♪」
サックスをケースにしまったあと、沖田先生が座る隣に行く。
すると、
「桜、ここおいで?」
沖田先生は、自分があぐらをかいているとこをさしていった。
もちろんそんなことしたことない私は恥ずかしくて、え?とかしか言えない。
「だからー、ここに座ってって言ってるの。先生命令。」
「…し、つれいします…」
と、言ったはいいものの、どうやって座ればいいのかわからない。
悩んだ末、沖田先生と向かい合うように体を向け、またがる。
すると沖田先生はぶっと吹き出した。
「あははっそれ本気でやってるの? ずいぶん誘い上手だね」
「えっ別に誘ってません!」
やっぱり違ったか。恥ずかしくてどこうとすると、沖田先生が抱きしめてきた。
「えっ?!」
「桜。ごめんね。最初あんな態度とって。」
「どういうことですか?」
「いや、だって僕最初最悪な態度取ってなかった? 斬るっていったりため息ついたり」
「ああ…。いや、私は全然気にしてなかったですけど…
はっもしかして沖田先生が大人しかったたのってそれ気にしてたからですかっ?!」
「うん。最初あんな態度とっちゃったのに、今更仲良くなれないよなーと思って。」
「沖田先生ぇ…。いいましたよね私。沖田先生のこと尊敬してるって」
「言ってないよ」
「あれ?あ、そうだ。それは平助くんにだった… とにかく、私は沖田先生がいたから頑張ってこれたんですっ!沖田先生のこと大好きなんです!だから仲良くしたいです!」
「は?僕のこと好きなの?」
「当たり前じゃないですか!先生なんですから!」
あ、先生としてか。と沖田は思った。
「うーん。ありがとう。じゃあ僕と仲良くしてね?」
「当たり前です!」
うわい!沖田先生そんな風に思っててくれたなんて!
嬉しいな。これで沖田先生とも普通に話せる
てか、
「いつまでこの体勢なんですか…」
「んー?僕が飽きるまで」
「恥ずかしくて死にそうです!早くしてください!」
と、腕の中で暴れる。
「うわっ!ちょっ暴れないで….」
……どたっ
後ろに倒れてしまう二人。
私はもともと沖田先生に跨ってたから、はたからみたら私が襲ってるみたいに見える。
「沖田先生…」
「あれ?桜、僕には平助にやってたみたいにしてくれないの?」
ぼっ!思い出した。くっそ。あんなことするんじゃなかった。
「しませんよ!」
なんとか沖田先生をひきはなす。
「そっかー残念☆」
もう!
「それより、沖田先生!稽古しなくていいんですか!」
さっきのことはもう忘れよう。
「ああ。そうだね。そろそろ行くよ。………桜もくる?」
「いいんですか?!行きますっ!」
やったー!
私は沖田さんの後ろについていった。
沖田さんの生の試合が見られるなんてっ
私の胸はドキドキしていた。
道場につくと隊士の皆さんが挨拶する。
「お疲れさまです!!!」
おおおっさすが。 でもそんな隊士達に沖田先生は、はいお疲れーと緩く返す。
周りを見ると土方さん、平助くん、永倉さん、原田さん、斎藤さんがいた。
そういえば、斎藤さんとはまだ少ししか話してないな…
沖田さんが稽古を始めたので、私は休憩している斎藤さんのところへ行った。
「お疲れさまです。斎藤さん」
おそるおそる話しかけると、
「ああ。お疲れ。」
普通に返してくれた。
わあい!斎藤さんとも仲良くなれそう。
「桜はここに来る前、あの楽器をやっていたのか?」
「はい!そうです。あ、どうでしたか?私の演奏! 斎藤さんにだけ感想聞いてなかったです!」
「いいことは一つしかないけど気にくわないことはたくさんあるね」
「うっ…もしかして私がここにいるの嫌ですか?」
「それは唯一のいいこと。」
「えっ!」
やばい!まじで?!嬉しい!最初あんなに嫌がってたのに!
ははーんさては私の覚悟を認めたな??
「で、気にくわないことは平助のこと。気のない男にあんなことしちゃダメだよ?」
と、私の顔に自分の顔を近づけて行った。
ぼんっ!と赤くなるのが自分でもわかった。
そうか。そういうことか。
「わ、わかりました!安心してくださいっ!私、平助を沖田先生から取るつもりはありませんからっ」
恋仲なのかもしれない!でもそれもありだ!イケメンとイケメンはくっつくべきだ!
「そっちじゃないんだけどなぁ…」
「ん?なにかいいました?」
いいや?てか、僕と平助そんなじゃないからといって歩き出す。
「早く着いてこないとたどり着けないんじゃない」
「あっ!待ってください!」
沖田先生との、距離が近くなった気がする。
嬉しいなっ
ご飯を食べ終わると、土方さんが来て言った。
「桜、お前が持ってたサックスとかいうやつ。あれは本当に楽器なんだろうな?」
「もー!まだいいますか土方さん!あれはれっきとした楽器です!
なんなら、吹いて差し上げますよお!」
ただここにいるのも申し訳ないですし。と付け加えると、
「ああ。桜には総司の小姓になってもらうことにした。」
「小姓って、お世話係みたいなやつですか?」
「まぁ、そうなるな」
「ええ!俺のにしてくださいよっ」
平助くんがやってきた。
「まぁ、お前でもいいが、早いもん勝ちだな。もっと早く言ってくれればそうしたが。」
え?もしかして沖田先生から言ってくれたのかな。
だとしたらかなり嬉しい!
「くっそー!沖田さん、桜のこと嫌いみたいな雰囲気出しといて…」
「誰もそんなこと言ってないでしょ」
「あっ沖田さん!もー!ずるいっすよ!」
「早いもん勝ち♪」
おおおおおおお!!!!
これはこれは期待してもいいんじゃないか?!
すっかり気を良くした私は
「土方さん!サックス持ってくるので、皆さんを返さないでくださいね!」
と言って部屋に走りだす。
「あっこら!開けたらしめてけ!」
そんな言葉も無視していく。
食堂に戻ると、土方さんが言った。
「おおい、皆!注目!」
隊士の皆さんがこっちを向く。
「今日から女中兼小姓として働く桜だ!なかよくしてやれ!」
…転校生を紹介する先生ですか…
隊士の皆さんがざわざわとする
かわいくね?
ああ、しかも女だ
こっちも転校生が来た時の反応してる。
じゃあ私もその路線で行きますよ。
「えっと、桜です!早く皆さんと仲良くなりたいのでよろしくお願いします!あ、今日はお近づきの印にこのサックスという楽器を披露したいと思います!」
土方さんにいいですか?とアイコンタクトをすると、うなづいてくれた。
もしかして土方さんも楽しみなんじゃないのぉお?!
よっし!
私は息を吸い込み、そして
ぱー!!!
音を出す。
また春よ来いの曲だ。
昔の人も消えるような曲だとこういうのというイメージがある。
また
みんなの声が聞こえなくなる
やっぱりJAZZっていうのは
皆を引き込む何かがあるよね
最後まで吹き終わると、一斉に湧いた。
その迫力に圧倒された。
狭い空間にひしめくようにつめられた男たちの響き渡る声。
あはは…
苦笑いしながらペコペコしてると、
声をかけてくれたのは原田さんと永倉さんだった。
「すごいな桜!そんな音聞いたことない。しかもその調子の曲は初めてだ」
「なんていう曲なんだ?!」
「曲名は、春よ来いといいます。
歌もあるんです!」
「桜すごいなー! なんかメリケンとかにありそうな音だ!」
平助くんも言ってくれる。
「ありがとー!確かに日本で始まった吹き方ではないよっ」
そして私は沖田先生のところへ向かう。
「沖田先生!どうでしたか?!私頑張ったんですよっ」
「うん、すごかったよ。曲の感じも僕好きだし。」
「きゃあ!!沖田先生に褒められた〜♪」
飛び跳ねて土方さんのとこにもいく。
「土方さんっ!」
「ああ!すごくよかった!今まで聞いたことないようなのだったしな!」
頭を撫でてくれた。
「ふふふっ!」
土方さんの手気持ちいいー
「土方さんの手、好きです私。」
と言うと、土方さんも笑ってくれた。
「ああ!土方さん笑ったぁ!そうそう!かっこいいんですからずっと笑っててくださいよっ」
そういうと土方さんは照れたように
うるせえよと言った。
隊士の人にもう一回と言われたので、私が好きな歌をたくさん吹いた。
千ピー桜や、え?ピー、そう。とか、ほとんどピーカロイドだけど。
楽しんでくれたのがすごく嬉しくて、るんるんしながら部屋に戻る。
すると、沖田先生が先に来ていた。
「沖田先生っ♪」
サックスをケースにしまったあと、沖田先生が座る隣に行く。
すると、
「桜、ここおいで?」
沖田先生は、自分があぐらをかいているとこをさしていった。
もちろんそんなことしたことない私は恥ずかしくて、え?とかしか言えない。
「だからー、ここに座ってって言ってるの。先生命令。」
「…し、つれいします…」
と、言ったはいいものの、どうやって座ればいいのかわからない。
悩んだ末、沖田先生と向かい合うように体を向け、またがる。
すると沖田先生はぶっと吹き出した。
「あははっそれ本気でやってるの? ずいぶん誘い上手だね」
「えっ別に誘ってません!」
やっぱり違ったか。恥ずかしくてどこうとすると、沖田先生が抱きしめてきた。
「えっ?!」
「桜。ごめんね。最初あんな態度とって。」
「どういうことですか?」
「いや、だって僕最初最悪な態度取ってなかった? 斬るっていったりため息ついたり」
「ああ…。いや、私は全然気にしてなかったですけど…
はっもしかして沖田先生が大人しかったたのってそれ気にしてたからですかっ?!」
「うん。最初あんな態度とっちゃったのに、今更仲良くなれないよなーと思って。」
「沖田先生ぇ…。いいましたよね私。沖田先生のこと尊敬してるって」
「言ってないよ」
「あれ?あ、そうだ。それは平助くんにだった… とにかく、私は沖田先生がいたから頑張ってこれたんですっ!沖田先生のこと大好きなんです!だから仲良くしたいです!」
「は?僕のこと好きなの?」
「当たり前じゃないですか!先生なんですから!」
あ、先生としてか。と沖田は思った。
「うーん。ありがとう。じゃあ僕と仲良くしてね?」
「当たり前です!」
うわい!沖田先生そんな風に思っててくれたなんて!
嬉しいな。これで沖田先生とも普通に話せる
てか、
「いつまでこの体勢なんですか…」
「んー?僕が飽きるまで」
「恥ずかしくて死にそうです!早くしてください!」
と、腕の中で暴れる。
「うわっ!ちょっ暴れないで….」
……どたっ
後ろに倒れてしまう二人。
私はもともと沖田先生に跨ってたから、はたからみたら私が襲ってるみたいに見える。
「沖田先生…」
「あれ?桜、僕には平助にやってたみたいにしてくれないの?」
ぼっ!思い出した。くっそ。あんなことするんじゃなかった。
「しませんよ!」
なんとか沖田先生をひきはなす。
「そっかー残念☆」
もう!
「それより、沖田先生!稽古しなくていいんですか!」
さっきのことはもう忘れよう。
「ああ。そうだね。そろそろ行くよ。………桜もくる?」
「いいんですか?!行きますっ!」
やったー!
私は沖田さんの後ろについていった。
沖田さんの生の試合が見られるなんてっ
私の胸はドキドキしていた。
道場につくと隊士の皆さんが挨拶する。
「お疲れさまです!!!」
おおおっさすが。 でもそんな隊士達に沖田先生は、はいお疲れーと緩く返す。
周りを見ると土方さん、平助くん、永倉さん、原田さん、斎藤さんがいた。
そういえば、斎藤さんとはまだ少ししか話してないな…
沖田さんが稽古を始めたので、私は休憩している斎藤さんのところへ行った。
「お疲れさまです。斎藤さん」
おそるおそる話しかけると、
「ああ。お疲れ。」
普通に返してくれた。
わあい!斎藤さんとも仲良くなれそう。
「桜はここに来る前、あの楽器をやっていたのか?」
「はい!そうです。あ、どうでしたか?私の演奏! 斎藤さんにだけ感想聞いてなかったです!」
