「えーっと、心は永遠の18歳だよっ
やばい。最終的に痛い人だ…
「つまり内緒ってこと?
うっ。簡潔にまとめないでよ。
「そういう事です
最初からそう言えばよかったよ!
スパーン!
「おいお前らうるせえぞ何騒いでやがる。
お?廊下で四人でギャイギャイ言い合っていると、目の前の部屋の障子が勢いよくあき、男が出てきた。
「土方さんじゃないですか
総司は男の名を呼び、私をさりげなく自分の後ろに隠した。
土方っていった? もしかしなくても土方歳三だな?
そう言えばあのとき私のこと覚えとくって言ったけど、覚えてんのかねぇ笑笑
「誰だ?そいつは
総司が隠したのも虚しく、あっさりと聞かれる。
私は総司の背中から顔を出し、挨拶した。
「土方歳三さん! お久しぶりですね。 ていうか老けましたねぇ!
あの頃の青年は立派に貫禄のある男になっていた。
「何故俺の名を知ってやがる?!
刀に手をかける。
「あわばばば土方さんっ!この人は僕の知り合いなので怪しくないです!
総司がまた私を背中に隠した。
その後ろからまた顔を出し、
「え?もしかして覚えてないとか!?酷いなぁ。あの時覚えておくっておっしゃったのはそちらさんなのに、覚えてないんですか?
少し挑発すると、
「ああん?!なんだか知らねえが思い出してやるよ!名前言ってみろゴルァ
大人気ないよー
総司は、桜も桜で土方さんのこと挑発しないでっ!と、言っている。
「桜、土方さんと会ったことあるの?
総司が聞いてきた。
「うん。総司と初めて会った日に、この人にも会ってるよ
「そうだったの?!
総司は驚き、土方はわからないという顔をしている。
「まだ思い出せません?土方さん。
貴方は10数年、道で変な着物をきた女に声をかけられた。何かと答えると、新撰組知りませんか?と聞かれ…「あっ!!!もしかしてお前っ…あの時の…花泉桜…
「思い出してくれたっ?!わあい!大正解!花泉桜だよー!
「お前っ…なんで、年をとってねえんだ…?
まずそれなのか?
もっと他に聞くことあるんじゃ…
「それ、僕も思いましたが、桜は変わりにくいだけって言ってましたよ
「そうそう!変わりにくいだけで、年はちゃんと取ってるよ?!
すみません本当はあの時から3週間くらいしか経ってません。
「そ、そうか…ていうか!忘れてたわけじゃねえからな! お前あん時と雰囲気全くちげーじゃねーか!
「そりゃ、この格好で稽古するわけには行かないしぃ?
「僕ですらわからなかったのに土方さんにわかるわけないですよ!
「まぁともかく、俺の目に狂いはなかったってことだな
「どういうことです?
「俺があん時お前に名前を聞いたのはな、いつか俺の女にしようと思ったからだ
「「はぁ?!
総司と声が重なった
衝撃の告白に一気に鳥肌が…
「キモイきもーい!私のことそんな目で見てたのー?!
「キモイってなんだよ
「気持ち悪いの略ですー!!
「土方さんきもいですー!
「ああ?総司までなんだよ!俺みたいな色男が気持ち悪いわけねえだろ!
「きゃー!自分で言ってるぅ!痛い痛いー!この人痛いー!
いつの間にか私と土方でギャイギャイ騒いでいると、
「え、待ってそれよりさ、10数年前なのに、新撰組って聞かれる事のが先じゃない?
藤堂くんが言った。
そこです!!そこそこ!
「ああ!!そうだよお前っ、新撰組の名を貰った時、俺がどんだけ驚いたか…
「だから土方さん、あの時様子が変だったんですね
総司が言った。
「お前は一体何なんだ? いくら見た目が変わりにくいって言ってもお前、あの時と少しも変わってないからな? 新撰組ってのは今の俺たちのことを聞いたのか?まだ試衛館にも俺達は集まっていなかったのに?
先程までとは打って変わって、真剣な面持ちで尋ねる土方さん。
「内緒です
「ならば斬る。
「もし土方さんが桜を斬ったら僕が土方さんを斬りますよ?
「総司ぃ!ありがと!でも大丈夫。
私そろそろ帰るから!
ついに土方さんが刀を抜いた。
首筋に刃を添えられる。
「質問に答えるまで帰らせない
「何で? 私、新撰組の情報持ってないよ? 間者だとしてもなーんにも報告することなんてないの。それにもうここに来るつもりはないし
笑顔だが、私の目は笑ってないだろう。
「えっ桜!また行っちゃうの?!それに…もう会えないの??
「本当はこれからも総司に会いに来ようと思ってたけどね、そこの鬼の副長さんは私を快く思ってない。
土方さんを一瞥する。
「別にお前が間者だなんて思ってねえよ。 ただ理解できない部分が多すぎるだけだ。
新撰組を知っていたこと、歳をとってないこと、そして、江戸で別れそれから連絡を取ってないはずの総司の居場所がわかったこと。
「あっ…そういえば…
総司も言われて不思議になったようだ。
「桜、本当のこと教えて? 僕も気になるんだ。初めて会った日に貰ったチョコっていう甘味、あれからまた食べたいと思ったんだけどどこを探しても誰に聞いても売ってないし、知らないっていうんだ。
あっ…その問題も残ってたか…
うぅ…総司に言われると逆らえない
「どうしても知りたいの?
総司と土方を交互に見る。
「ああ
「うん
二人の声が重なる
「じゃあお二人には話すことにします! どちらかの部屋でどうでしょう?では永倉さん、原田さん、藤堂さん失礼しますね
すっかり置いてけぼりの3馬鹿は、お、おう…と曖昧に返事をした。
私たちは総司の部屋に行くことにした。
2対1で向かい合うように座る。
「本当に話してくれるんだな?
「もちろーん!ここまできたら隠す必要ないよね
私は淡々と続ける。
「まず、私はここの時代の人ではない。
「はぁ?!!
「それほんと?!
「はいはいうるさいよー? 本当のことを言ってるから最後まで聞いてね?
「「はい
「で、私は特殊な力を持ってて、それはタイムスリップ、いわゆる時間移動できるんですね。で、ある日私は、どこかの時代に行こう!と考えました。 それで選ばれたのが幕末。
で、その中でも新撰組に会おうとタイムスリップしたわけだけど、少し時間がズレてしまった。
新撰組が出来る前、つまり私たちが初めて出会った時間に来ちゃったの。
本当は新撰組として活躍する今に来ようと思ったんだけどね
やばい。最終的に痛い人だ…
「つまり内緒ってこと?
うっ。簡潔にまとめないでよ。
「そういう事です
最初からそう言えばよかったよ!
スパーン!
「おいお前らうるせえぞ何騒いでやがる。
お?廊下で四人でギャイギャイ言い合っていると、目の前の部屋の障子が勢いよくあき、男が出てきた。
「土方さんじゃないですか
総司は男の名を呼び、私をさりげなく自分の後ろに隠した。
土方っていった? もしかしなくても土方歳三だな?
そう言えばあのとき私のこと覚えとくって言ったけど、覚えてんのかねぇ笑笑
「誰だ?そいつは
総司が隠したのも虚しく、あっさりと聞かれる。
私は総司の背中から顔を出し、挨拶した。
「土方歳三さん! お久しぶりですね。 ていうか老けましたねぇ!
あの頃の青年は立派に貫禄のある男になっていた。
「何故俺の名を知ってやがる?!
刀に手をかける。
「あわばばば土方さんっ!この人は僕の知り合いなので怪しくないです!
総司がまた私を背中に隠した。
その後ろからまた顔を出し、
「え?もしかして覚えてないとか!?酷いなぁ。あの時覚えておくっておっしゃったのはそちらさんなのに、覚えてないんですか?
少し挑発すると、
「ああん?!なんだか知らねえが思い出してやるよ!名前言ってみろゴルァ
大人気ないよー
総司は、桜も桜で土方さんのこと挑発しないでっ!と、言っている。
「桜、土方さんと会ったことあるの?
総司が聞いてきた。
「うん。総司と初めて会った日に、この人にも会ってるよ
「そうだったの?!
総司は驚き、土方はわからないという顔をしている。
「まだ思い出せません?土方さん。
貴方は10数年、道で変な着物をきた女に声をかけられた。何かと答えると、新撰組知りませんか?と聞かれ…「あっ!!!もしかしてお前っ…あの時の…花泉桜…
「思い出してくれたっ?!わあい!大正解!花泉桜だよー!
「お前っ…なんで、年をとってねえんだ…?
まずそれなのか?
もっと他に聞くことあるんじゃ…
「それ、僕も思いましたが、桜は変わりにくいだけって言ってましたよ
「そうそう!変わりにくいだけで、年はちゃんと取ってるよ?!
すみません本当はあの時から3週間くらいしか経ってません。
「そ、そうか…ていうか!忘れてたわけじゃねえからな! お前あん時と雰囲気全くちげーじゃねーか!
「そりゃ、この格好で稽古するわけには行かないしぃ?
「僕ですらわからなかったのに土方さんにわかるわけないですよ!
「まぁともかく、俺の目に狂いはなかったってことだな
「どういうことです?
「俺があん時お前に名前を聞いたのはな、いつか俺の女にしようと思ったからだ
「「はぁ?!
総司と声が重なった
衝撃の告白に一気に鳥肌が…
「キモイきもーい!私のことそんな目で見てたのー?!
「キモイってなんだよ
「気持ち悪いの略ですー!!
「土方さんきもいですー!
「ああ?総司までなんだよ!俺みたいな色男が気持ち悪いわけねえだろ!
「きゃー!自分で言ってるぅ!痛い痛いー!この人痛いー!
いつの間にか私と土方でギャイギャイ騒いでいると、
「え、待ってそれよりさ、10数年前なのに、新撰組って聞かれる事のが先じゃない?
藤堂くんが言った。
そこです!!そこそこ!
「ああ!!そうだよお前っ、新撰組の名を貰った時、俺がどんだけ驚いたか…
「だから土方さん、あの時様子が変だったんですね
総司が言った。
「お前は一体何なんだ? いくら見た目が変わりにくいって言ってもお前、あの時と少しも変わってないからな? 新撰組ってのは今の俺たちのことを聞いたのか?まだ試衛館にも俺達は集まっていなかったのに?
先程までとは打って変わって、真剣な面持ちで尋ねる土方さん。
「内緒です
「ならば斬る。
「もし土方さんが桜を斬ったら僕が土方さんを斬りますよ?
「総司ぃ!ありがと!でも大丈夫。
私そろそろ帰るから!
ついに土方さんが刀を抜いた。
首筋に刃を添えられる。
「質問に答えるまで帰らせない
「何で? 私、新撰組の情報持ってないよ? 間者だとしてもなーんにも報告することなんてないの。それにもうここに来るつもりはないし
笑顔だが、私の目は笑ってないだろう。
「えっ桜!また行っちゃうの?!それに…もう会えないの??
「本当はこれからも総司に会いに来ようと思ってたけどね、そこの鬼の副長さんは私を快く思ってない。
土方さんを一瞥する。
「別にお前が間者だなんて思ってねえよ。 ただ理解できない部分が多すぎるだけだ。
新撰組を知っていたこと、歳をとってないこと、そして、江戸で別れそれから連絡を取ってないはずの総司の居場所がわかったこと。
「あっ…そういえば…
総司も言われて不思議になったようだ。
「桜、本当のこと教えて? 僕も気になるんだ。初めて会った日に貰ったチョコっていう甘味、あれからまた食べたいと思ったんだけどどこを探しても誰に聞いても売ってないし、知らないっていうんだ。
あっ…その問題も残ってたか…
うぅ…総司に言われると逆らえない
「どうしても知りたいの?
総司と土方を交互に見る。
「ああ
「うん
二人の声が重なる
「じゃあお二人には話すことにします! どちらかの部屋でどうでしょう?では永倉さん、原田さん、藤堂さん失礼しますね
すっかり置いてけぼりの3馬鹿は、お、おう…と曖昧に返事をした。
私たちは総司の部屋に行くことにした。
2対1で向かい合うように座る。
「本当に話してくれるんだな?
「もちろーん!ここまできたら隠す必要ないよね
私は淡々と続ける。
「まず、私はここの時代の人ではない。
「はぁ?!!
「それほんと?!
「はいはいうるさいよー? 本当のことを言ってるから最後まで聞いてね?
「「はい
「で、私は特殊な力を持ってて、それはタイムスリップ、いわゆる時間移動できるんですね。で、ある日私は、どこかの時代に行こう!と考えました。 それで選ばれたのが幕末。
で、その中でも新撰組に会おうとタイムスリップしたわけだけど、少し時間がズレてしまった。
新撰組が出来る前、つまり私たちが初めて出会った時間に来ちゃったの。
本当は新撰組として活躍する今に来ようと思ったんだけどね
