中学二年生の夏。
私は体育祭の練習中に一目惚れをしてしまった
それは一個上の先輩だった
笑顔がとても輝いていて、スポーツ万能の彼。
その人の名前は拓磨。
同じ兄弟学級のクラスで、副色長をやっていた
拓磨は野球をやっていて、ピッチャーをやっているらしい。


そして私は莉央。
今まで付き合ってきた人は10人を超える
ただの、たらしだ。。
私はサッカーをやっていて近くの強豪クラブチームに所属していた

拓磨は野球をやっているので坊主だけど、他の野球少年とは何かが違って見えた




体育祭練習中、わたしは拓磨から目が離せなかった
友達と楽しそうに笑っている顔、走っているところ。全部が愛おしかった

私は気になった人にすぐアタックするタイプなので、他の先輩に頼んで拓磨のLINEを教えてもらった。
それだけで胸がいっぱいになった。

「なんて連絡すればいいのかな…」
私はまだ拓磨が好きなことを親友の真由子と繭にすら言っていなかった

それほど告白するか悩んでいたのだ
なぜなら私は拓磨と同じクラスの飛鳥のことも好きだったからだ
だか飛鳥に一回告白してフラれている。
でもまだ心の中では飛鳥のことが好きな気がする。

だけど私は決意した。
体育祭の日に
「拓磨に告白しよう。」





そして体育祭当日…
その日も拓磨のことを目で追っていた