ーーーー 「おつかれさまでしたぁ」 やっと終わり、店の裏口から出ると人影が。 「え」 「あ、きた」 先生.... 「なんでいるんですか」 私は呆れながら言う。 「気分って言わなかった?」 「なんでこんな時間までいるんですかって聞いてるんです!」 「うーん、気分?」 この人ふざけてる。 「うそうそ、本当はただ桜ちゃんが心配だっただけ」 先生はそう言って優しく笑った。 .......そんな風に笑えるんだ。