「つかれます、」 私は折れてそう言った。 「ふっ」 あ、鼻で笑われた。 「なんで来たんですか」 「だから気分だって」 ほんとに気分で来たのかな? どんだけ暇なの。 呆れてため息もでない。 「サクちゃん」 その時ちょうどウェイターに呼ばれる。 「はぁーい、今行きまぁーす! じゃ、またねぇ〜 もう来ないでくださいね」 私は最後に小声でそう言うと先生を後にした。