「...................好き、だ」 先生はぼそっと呟いた。 私は先生の言葉に顔を上げた。 「..........」 「..........」 その瞬間、お客さんとキャバ嬢の話し声とか笑い声、お酒の香り、きらきらした照明。 全てが止まって見えた。