その恋、あと3センチ






倉井くんは私を屋上に入れるとガチャンとドアを閉めた。



そして私から手を離した。




えっと......






きっと倉井くんはバイトこのと口止めしに来たんだろう。




「バイトのことなら誰にも言わないよ。
それに私も同じことしてるし、言えないから」






私はそう言って倉井くんをみた。






「あ。うん、それは言わなくてもわかるかなぁって思ったんだけど.....」






すると倉井くんはそう言って私をバカを見るような目でみた。






この人.........








とっても憎たらしい!!