「え、そんなビビらなくていいから!ナンパとかじゃないし。」

ナンパじゃないならなんなの。
てか、よく見たら顔整ってるな〜。

「で、なんの用ですか?」

「あー、そうそう!君、歌手にならない?」

は?え?何言ってるのこの人。

「さっき、歌ってくれたでしょ??103号室にいた人だよ!その時、凄く歌が上手いなって思ったんだ。」

「...。」

「正確に言うと、歌って踊れるパフォーマンスグループ。」

「え?」

「まぁ、いきなり言われてもだよね」

「はい」

「...(^^;;...どう?」

「あの、名前聞いていいですか?」

「あ!まず名前だよね汗俺の名前は東城晃。」

「東城さんですね。」

「君の名前も聞いてもいい?」

「はい、鷹見千夏です。」

「っ...!...了解(*^^*)千夏ね」

なんだ今の間は。

「んで、どうかな?やってみない?」

どうしよ、やってみようかな。
愛してもらえるかな…。

「...あの、愛をもらえますか?」

「...え?あ、うん!ファンになってくれた人達から愛はもらえると思うよ。」

信じてもいいのかな。

やってみよ。うん。