「亜紀。俺、約束守ったよ」 いつかの病室で亜紀に言われた台詞を想いだす。 伊織をよろしくね、と頼まれていたから。 今度はあのいつもの帰り道を俺と伊織、そして森野さんと歩いて帰ることになるのか。 なったらいいな。 そう思いながら空を仰いだ。