永遠初恋はハッピーエンド

「そんなことがあったのね。そりゃ辛いわ」
「急に付き合えって言われてもあんな素顔みたら何も言えないよ…」
好きって気持ちがどんどん冷めていくことに泣きたくなる。
「あたしの大切な初恋、波乱まみれだよ」
「でも他の人に素顔見せないってことは城川くんにもなんかあるんじゃない?」
「え?」
「過去に何かあったとか…」
「そ、そうかもしれない」
だったらなんであの時に話してくれなかったんだろう。
「1番疑問に思うのがなんで寧々にだけ素顔を見せたのか、だよね」
「あ、ほんとだ」
他の人には優しくて笑顔なのに。
あたしには強引だった。
誰にもゆあないって約束破っちゃったけど佳奈になら大丈夫。
「あたし明日、城川くんともう1回話してくる」
「大丈夫なの?」
「城川くんがなんで素顔出さないのか知りたい。支えになりたい」
そうだよ。
なんのために生徒会に入ったの?
城川くんと距離を縮めて支えるためだよ。
「まだ諦めないのね?」
「うん」
素顔見たからってそれから逃げてちゃだめだ。
さっきはこんなのあたしが好きになった城川くんじゃないとか思っちゃったけどそれは間違いだった。
「そんなとこも含めて好きだから支えたい」
「それでこそ寧々よ」
「佳奈、話聞いてくれてありがとう」
気がついたら家に着いていた。
「うん、また明日ね」
「うん!」
あたしの初恋、いいものにしてやる!