桜がひらひら舞い落ちる春。
そう。高校2年生の春。
「寧々ー!」
「あ、佳奈!」
彼女は、松本 佳奈(まつもと かな)。
高校1年生の時に声をかけてきてくれたのがきっかけになり
友達になった。
今ではたった1人の大切な親友。
「クラス表見た?」
「それが人が多くって…」
昇降口に人が集まりすぎだよ!
全然表が見えないよー。
「俺ら3人ともC組だ」
高いところから低い声が聞こえた。
「なっ、祐介!」
彼は、伊達 祐介(だて ゆうすけ)。
1年の時に同じクラスになり、仲良くなった。
よく3人で行動している。唯一の男友達。
「なんだよ」
「言っちゃったらいみないじゃん!佳奈達の目でちゃんと確かめたかったのにー!」
「俺を信用してねぇのかよ」
「あんたなんか信用するわけないでしょ!?」
「まぁまぁ2人とも落ち着いて!」
ほんと。いつも夫婦喧嘩みたい。
「でも本当に同じクラスなの?」
「そうだよ」
「3人とも同じクラスとか嬉しいね!」
「まぁ、佳奈は寧々と同じなだけで充分だけどね!」
佳奈ったらなんて嬉しいことを…!
「あたしも佳奈と同じクラスでよかった!」
あっ、もちろん祐介もね!
心の中でつぶやいた。
「早く教室いこーぜ」
「「うん!!」」
高校2年生のスタートは絶好調!
…のはずだった。
そう。高校2年生の春。
「寧々ー!」
「あ、佳奈!」
彼女は、松本 佳奈(まつもと かな)。
高校1年生の時に声をかけてきてくれたのがきっかけになり
友達になった。
今ではたった1人の大切な親友。
「クラス表見た?」
「それが人が多くって…」
昇降口に人が集まりすぎだよ!
全然表が見えないよー。
「俺ら3人ともC組だ」
高いところから低い声が聞こえた。
「なっ、祐介!」
彼は、伊達 祐介(だて ゆうすけ)。
1年の時に同じクラスになり、仲良くなった。
よく3人で行動している。唯一の男友達。
「なんだよ」
「言っちゃったらいみないじゃん!佳奈達の目でちゃんと確かめたかったのにー!」
「俺を信用してねぇのかよ」
「あんたなんか信用するわけないでしょ!?」
「まぁまぁ2人とも落ち着いて!」
ほんと。いつも夫婦喧嘩みたい。
「でも本当に同じクラスなの?」
「そうだよ」
「3人とも同じクラスとか嬉しいね!」
「まぁ、佳奈は寧々と同じなだけで充分だけどね!」
佳奈ったらなんて嬉しいことを…!
「あたしも佳奈と同じクラスでよかった!」
あっ、もちろん祐介もね!
心の中でつぶやいた。
「早く教室いこーぜ」
「「うん!!」」
高校2年生のスタートは絶好調!
…のはずだった。

