家に帰ると、1件メールが入っていた。 《佐伯先輩 地元が一緒とか、偶然やな。 また会ったら声かけてな!》 見てると、無口そうでツンとしたイメージの先輩は、全然怖くなんかなかった。 むしろ、優しい雰囲気だった。 《先輩も、地元この辺やったんですね!! びっくりしました。 こちらこそ、また会ったら声かけてください。》 適当に文章を考えて、メールを送った。 はぁー。 チョコのラッピングは、明日しよう。 何故か疲れた私は、いつの間にか眠りについた。