ろ う そ く




最初は、耐えようと思った。


でも無理やった。



いじめはどんどんエスカレートしていって、家の前で待ち伏せされて、ゴミを投げられたりもした。



親にも絢音にも武山にも…


誰にも言えなかった私は、ついに嘘をついてしまった。