楽しい日は、すぐに流れる。 いつの間にか、6月が終わろうとしていた。 「おはよ~」 「おはよう。 今日は早いな。」 「裕史…何か忘れてない?」 6月28日。 今日は私の誕生日。 裕史、覚えててくれてるかな 「えーっと…」 裕史は何かを思いだそうとしてる。 私は期待した言葉を待った。