《美輝、学校で会っても何も言えへんけど、元気にしてるん?》 久しぶりに佐伯先輩からのメールが来た。 そう、私は… 武山と会った日から、佐伯先輩には会ってはいけないような気がして、学校では避けてきた。 そやのに… 《ごめん。毎日忙しくて余裕なかってん。》 心は嘘つきで、本当の気持ちを心の表面から奥へと押し込んだ。 《そっか。 おじいちゃんの退院、いつなん?》 やっぱり、待ってるよな。 おじいちゃんが退院する事を先輩は待ってる。