「ふぁ〜!」



杏理が眠そうにしてる。


「ちょっと、杏理!前見てな!」



「別にいいじゃん〜!」



「駄目だって!怒られるよ?」



「大丈夫だよ!怒られないから!」


「ちょっと?杏理さん?なにしてるんですの?」


英語のメアリー先生が杏理に話しかけた。



「なに?メア?」


「だから、その呼び方はやめてって言ってるでしょ?」



「いいじゃん!可愛いよ!」



「あなたはホントにあきれますわ。」



「分かったから!メア?早く勉強しよ?」


「勝手にして下さいですわ!」



「だから言ったのに!」



「いいの!これで、点数落ちたことないし!」



「それとこれとは話が違うけど。」


「大丈夫!!メアは気にしてなかったよ?」


「恐らく気をつかってるんじゃ?」



「いやいや!考え過ぎだから!」



「考えすぎとかじゃないって!!」



「まぁ、いいや!授業終わっちゃうよ??」


杏理って抜けてるところはあるけど、友達想いなのが長所なのかな…?