「おっはよー!」



「おはよ!」



「もう、体調は大丈夫なの?美香」



「大丈夫だよ!ありがと!」



「あの時はビックリしたもんね!」



「うん、自分でも怖かったもん…」


「病院とかは行ったの?」


「行ってないよ!親からまた倒れたら行こ!てなった」



「あ、そうなのか!あんま無理はしないでよ?」



「しないよ!」



美香の隣に座っていた、加藤恵は



「ん?どうしたんや?」


「あ、恵ちゃんおはよ!ちょっとね…」



恵、通称恵ちゃんは、まっちゃんのなまりの影響か知らないがなまっている。



「おはよ!めっちゃ気になるねんけど!」



「杏理、恵に言ってもいいと思う?」



「んー、やめといたら?」



「いまはやめとこ!」



「うん!」


「え?なに?どしたん?」



「ううん!なんでもないよ!」



「ほんま??ならええんやけど!」



「うん!ありがとね!」



「ええよ!何でも言ってな!」



「うん!わかったよ!」



「美香、次移動だよ?」



「あ、忘れてた。」



「美香ったら!笑」



「なんかね、最近物忘れが激しい。」



「嘘!?なんかあったの?」



「なんだろ?分かんないの。」



「ほんと、最近美香どうしちゃったの?」



「分かんないよ。」



「最近変だよね笑」


「そんなことないし!」


「冗談だって!冗談!」


「もう、杏理ったら!」



「おもしろ〜い!」


「面白くない!」



「そんなに怒んないで〜」



「も〜!」



あたしって病院に行ったほうがいいのかな?


でも怖い…。