教室に帰ると、もう授業は始まっていて、若干怒られたけどなんとか入れた。
てか思い出したけど、そんなことしてる暇ないじゃん!神崎さんに一位とったことを、伝えに行かなきゃ。
そうして、学校に戻すのを説得しなきゃダメだったんだ。テスト結果が任務じゃない。
あの二人とは席がすごく離れているから、メールで伝えることにした。
メールのところを開くと、指紋で勝手に登録されていたメルアドがあった。そこに私は、
【放課後:神崎乃愛の家に行って結果報告をします。】
と書いて、二人に一斉送信した。2人の方をじーっと見ていると、智也が私の視線に気づいた。
すぐに携帯を指差すと、あー、と頷いて机の下で携帯を見てくれた。内容を確認してOKサインを手に出して笑った。
花巻もこちらを見てきたが、花巻はただ頷くだけだった。



![【完】[短編]君の隣には彼がいるけど僕の上には君しかいない。](https://www.no-ichigo.jp/assets/1.0.808/img/book/genre1.png)