【完】ライト・アンサー 〜正義が正しい答えとは限らない〜


国語 97点

数学 95点

理解 98点

社会 99点

英語 100点

総合 489点


「えーーっっっ!?」

思わず私が大声をあげると、クラス全員の視線がこちらに集まった。慌てて、なんでもないです、と言って授業を戻した。

そんなことより!そういえば三番目に呼ばれたってことは、クラスで3位?

私はホームルームが終わって慌てて、学校掲示板を見に行った。もう既に、人で群がっていた。

ただひとつ見えたのは、一位が二人いたこと。しかも満点。500点満点を取っていたのは、私の予想どおり、花巻 飛鳥と諸星 智也の文字があった。

これで、神崎さんは戻ってこれると思う。よかった…

その下の3位からは、誰だろう…

金……

金森華!?3位?すごい!最高順位だ。

これも花巻たちのお陰だ。感謝しないと…

花巻と諸星がダルそうに、周りの奴らうるせえとでも言うかのような顔をして、こちらに向かってきた。

「さすがだね。500点満点。学年一位が二人なんて異例だよ?」

今回ばかりは素直に二人のことを褒めると、諸星は嬉しそうにニコッと笑って、

『ありがと!華?』

「ほぇ?」

いきなり名前呼びをされたから、思わず私は間抜けな声を発してしまった。それから、顔に熱を帯びていくのがわかって、恥ずかしくなりそっぽを向いた。