〜二日後〜
教室のある階の廊下でアノ二人を見つけ、私は駆け寄っていった。
「おい、花巻と諸星!一位を取れる自信はあるか?」
私の唯一の頼りに聞くと彼らは、
『いやむしろ分からなかったの無かったし。』
『一位で当然じゃない?』
二人の自信満々な返事に私の心は、驚きながらも少し、凹んでいた。
『そんな金森さんはどうなの?僕たちが教えたんだからもちろん、てか最低でも1ケタだよね?』
諸星がニヤリと笑いながら私に聞いてきた。
「あ…、えっと、多分?」
私が曖昧な返事で返すと、向こうは俺が教えてやったのにと言わんばかりの顔でこちらを見てきた。
その顔を見た私は、なんかムカつきプイッと逆方向を向いて教室に向かった。
『おっはー!華!今日さ!期末、帰ってくるよ!』
朝から元気なのはこの人しかいない。
「おはよ。朝から元気だね。それで?どうしたの聖奈?いい点数だって自信あるの?」



![【完】[短編]君の隣には彼がいるけど僕の上には君しかいない。](https://www.no-ichigo.jp/assets/1.0.808/img/book/genre1.png)