【完】ライト・アンサー 〜正義が正しい答えとは限らない〜


「うるっさーいな!もう!さっきから花巻はさぁー、私に恨みでもあるの?」

花巻の返事が返ってくる。

『恨みはない。ただ思ったことを述べただけだ。自分の悪口はすぐに聞こえてしまう、金森の耳は地獄耳も同然だろう。』

言い合っていた私たちの間に諸星が入ってきて、


『まあまあ。よし!じゃあ、気を取り直して神崎乃愛さんのお家訪ねてみますか。』

なんかうまく誤魔化された気がしたけど、もうさすがに面倒臭かったのでおとなしくやめることにした。

私は歩いている間、沈黙が訪れたのでなぜ、なにが原因で不登校なのかを。

神崎さんは天才だった。期末テストへ対する恐怖や不安も他の生徒と違ってないわけだし、なんたって天才の肩書きがある中で何が嫌なんだろう?

私なんて期末の度に、学校を辞めたくなるのに……

なんて考えていると、あっという間に大きい家が目に入った。

『はい、着いたよ。』