【完】ライト・アンサー 〜正義が正しい答えとは限らない〜


〜放課後〜

「てかさぁ〜、神崎乃愛の家行くとか言ってるけどさ、どこなのか知ってるの?」

ふと疑問に思ったことがある。神崎乃愛が誰かも知らなかった人に、神崎乃愛の家がどこにあるのか知っているのかって話。

『あっ、それなら大丈夫。校長室にあった名簿見てきたから。』

「えっ!それってさぁ、犯罪じゃないの?生徒の住所を名簿を使い不法に調べた罪。」

不安になった私は、二人にそう問いかけると二人は呆れたようにして

『校長からの依頼だからダメとかないんだよ。』

『校長が依頼してきて協力しないのはおかしな話でしょ?』

二人は得意げに私に言ってきた。この際もうどうにでもなれとなり、

「もう知ーらない。どうにでもなってしまえ!じゃあ行こう!」

私がテンションがおかしくなってしまっているのを見て、二人は後ろでなにかコソコソしていた。その会話に耳を傾けてみると、

『ついにおかしくなったかな?』

『おかしいのは元々だろ。ただ今回が特別すごいだけでな。』

二人とも、私の悪口しか言ってなーい!これには流石に私も黙っていられなくて、

「私はおかしくなーい!至って正常な女の子です!」

否定して黙ったかと思えば、花巻が

『うわ、地獄耳。そのうえ女の子とかありえねえ。』