【完】ライト・アンサー 〜正義が正しい答えとは限らない〜


別に私がいつも漫画のキャラクターように、遅刻ギリギリ、滑り込みセーフなわけではないけど、ああでも言わないと、あの空間からは抜け出せそうになかったと思ったから。

あの二人は運動神経がよかったから、走ることだけは辞めなかった。家から学校まで、1、2キロくらいの距離が理由で私は、自転車を持ってない。徒歩で行くのは疲れないのだが、走ることになると疲れる。

学校の近くまで行くと、聖奈がいたのが見えた。

「おーい…… はあ… はあ… 聖奈ー!!おっはー!はあ…… はあ」

私が大声をあげると、聖奈はこちらを見て目が合った瞬間、ギョッとしてすぐにこちらにやってきた。

『どうしたのー!?
華、いつも徒歩でもっと遅くくるじゃん!何かあったの?』

「いや…… 実はさ…」

そうして私は全て話すと、聖奈は驚いていた。

『本当にー!?あのイケメンがそんなことするとはね…』

いやいや… するんですよ… 聖奈さん