この花巻と諸星ーー!!!許さない!この変態!花巻はなにも言わずに帰ろうとしたし諸星くんに至っては、あの天使のような顔で、あんなことを言って帰って行った!
「あの変態コンビめ〜!」
帰り際に言って手をヒラヒラ〜ってもう!思い出しただけでムカついてくる!そう言いながら、手をグーにして壁に打ち付けた。手には痣ができてしまった。これこそまさに、『自業自得』と言うんだ。
もうあの人たちが、優しいなのか、いじわるなのか、分からなくなってきた。
髪に触れるとまだ少し濡れていて、制服を探して洗濯機の中を見ると、もう洗濯されていてびっくりした。男子でもできるんだね… そこに一番驚いたよ。
優しいのかな… きっとそうだよね…
自分にそう言い聞かせて、風呂に入ることにした。自分の体を見てまた、痛々しい傷を目の当たりにしてしまったことに後悔している。
そう思っていると、だんだんなにがあったのかを思い出してきた。
「鞄の中には、男性と写っている写真が切り裂かれていたから、あの人とはおそらく別れている。」
じゃあなに…?もう分からないよ…



![【完】[短編]君の隣には彼がいるけど僕の上には君しかいない。](https://www.no-ichigo.jp/assets/1.0.805/img/book/genre1.png)