【完】ライト・アンサー 〜正義が正しい答えとは限らない〜


しばらく壁に寄りかかって、立ちつくしていた。このままいてもダメだと思い、一度深呼吸をしてから、私は傷だらけの体を無理やり起こし、足を引きずって歩き始めた。

靴を履くために下駄箱に向かった。靴を足に入れる際にしゃがむと傷口が痛んだ。我慢もできそうになく私は辛さに耐え切れず、その場に座り込んだ。

「ハァ…… ハァ……… だ…れか…」

息がしづらくなりながらも、誰かに助けを呼んでみた。でも誰もいるはずがなく、そこに倒れこみ瞼を閉じた。目を閉じる寸前に、誰かがやってきたと思ったが、誰かわかる前に私の瞼が閉じてしまった。