「林崎くんは学年1の瞬足で、将来も期待されていた生徒だったんです。」
私が諸星くんに聞かれたことを伝えると花巻くんが、
『じゃあ運動会で何かが起きたってことだ。本庄は林崎に運動会で、恥をかかされたのかもしれない。』
でも勝ったんだよね〜… しかも勝利に大きく貢献した人だよ?いじめる理由なんてなにがあるの?
「勝ったんだし恥はかいていないと思うよ〜。ただムカついただけとかもありそうだけど…」
考えながらそう呟くと、なぜか二人に呆れられた。
『はぁ…… バカじゃないの?ムカついたからって自殺まで追い込まないから…』
『漫画じゃないんだから…』
花巻くんに至っては、バカじゃないのって!
「私は、バカではありません!
まあでも、そっかー。じゃあ例えばなにがあるの!?」
そう怒りながら2人に聞くと、諸星くんはニコって笑いながら、
『それが、金森さんの仕事でしょ?』
うわぁぁ…
小柄でもこんなに悪い人が… 悪い人というより小悪魔だな…
でも断るわけにも行かずに、
「分かりましたよ!!本庄真子に1年前の話を聞いてきますよ!聞いてくればいいんですよね!!」
若干ヤケクソ気味に答えて、空き教室を後にした。



![【完】[短編]君の隣には彼がいるけど僕の上には君しかいない。](https://www.no-ichigo.jp/assets/1.0.801/img/book/genre1.png)