【完】ライト・アンサー 〜正義が正しい答えとは限らない〜


「林崎くんは学年1の瞬足で、将来も期待されていた生徒だったんです。」

私が諸星くんに聞かれたことを伝えると花巻くんが、

『じゃあ運動会で何かが起きたってことだ。本庄は林崎に運動会で、恥をかかされたのかもしれない。』

でも勝ったんだよね〜… しかも勝利に大きく貢献した人だよ?いじめる理由なんてなにがあるの?

「勝ったんだし恥はかいていないと思うよ〜。ただムカついただけとかもありそうだけど…」

考えながらそう呟くと、なぜか二人に呆れられた。

『はぁ…… バカじゃないの?ムカついたからって自殺まで追い込まないから…』

『漫画じゃないんだから…』

花巻くんに至っては、バカじゃないのって!

「私は、バカではありません!
まあでも、そっかー。じゃあ例えばなにがあるの!?」

そう怒りながら2人に聞くと、諸星くんはニコって笑いながら、

『それが、金森さんの仕事でしょ?』

うわぁぁ…
小柄でもこんなに悪い人が… 悪い人というより小悪魔だな…

でも断るわけにも行かずに、

「分かりましたよ!!本庄真子に1年前の話を聞いてきますよ!聞いてくればいいんですよね!!」

若干ヤケクソ気味に答えて、空き教室を後にした。