『本庄真子。あいつが、カイをいじめて自殺に追い込んだ犯人。』
そんな… あり得ない… 確かにギャルだけど、いじめる人には見えないのに…
『華ちゃん。人を見かけで判断したらダメだよ。あ…それで、続けるね?
最初は本庄も、自販に飲み物買いに行かせるとかの奴隷扱いだった。そのうち、だんだん酷くなっていって、黒板消しを投げつけられたり、水をかけられたり、更には殴られ蹴られ、もう自慢の足はボロボロになっていった。』
そんな… 酷すぎる… なんでそんなことを…
『それでもカイは、母に内緒で足を直そうとした。もちろん真子に賛成する奴なんか、クラスにいなかった。クラスで協力して直そうとした。でも、あの日…』
小崎くんが、話を止めた。どうしたんだろう?
「小崎くん、なにがあったの?」



![【完】[短編]君の隣には彼がいるけど僕の上には君しかいない。](https://www.no-ichigo.jp/assets/1.0.801/img/book/genre1.png)