「ねえ!あのさ!小崎くんって去年、3組だったよね!?」
私の元気さに若干怯えて、最後が疑問系になりながらも答えてくれた。
『え、あ、うん。
そうだよ?』
この人は、
─小崎 賢 (Kozaki Ken)
メガネをかけていて、ずっと本を読んでいるまさに『真面目くん』の典型例。そんな真面目くんが、私みたいな派手な子に話しかけられたらそりゃ、びっくりするよね…
「去年、なにがあったの?カイって人に何かあったんでしょ?」
そう聞くと一瞬小崎くんは一瞬、顔を曇らせながら言いづらそうにこちらを見た。まるで察してくれとも言っているようだ。
でもね、委員会にぶっこまれてしまってからには、やることはやるからね。
「そこを何とか!お願いします!」
私が頭をさげお願いすると、小崎くんは困りながらも話し始めた。



![【完】[短編]君の隣には彼がいるけど僕の上には君しかいない。](https://www.no-ichigo.jp/assets/1.0.801/img/book/genre1.png)