【完】ライト・アンサー 〜正義が正しい答えとは限らない〜




『あの人のおばあさんなんて火だるまでしょ?想像しただけで無理。てか、金森、ちょー笑えたんだけど。少し甘い言葉かけただけなのに、俺に絶大な信頼を置いちゃってさ。バカみたい。』

二人で楽しんでいると、父さんもニッコリと笑ってこちらを見ていた。

『この原因は俺らと金森の先祖の家族ぐるみの罪にある。これ以上暗い話はやめよう。
ところで久しぶりの中学生活どうだった?楽しかったか?』

実を言うと退屈だった。やったことを再度習い直す、期末500点も当たり前。でも、楽しかったって言わないと、せっかくの上機嫌はぶち壊したくなかった。

そのため俺は嘘をついた。

「ええ、すごく楽しかったです。二度目の中学校生活、すごく新鮮でした。」


『そうか、それはよかったな。』