【完】ライト・アンサー 〜正義が正しい答えとは限らない〜



『証拠もないのに偉そうに、そんなこと言っちゃってさー。
そんな事いうなら、私がやったっていう証拠を持ってこいって話。
いくら問題撲滅委員会だって、今回は少し強引すぎじゃない?』


そういって、不破さんは私を見下したかのように、右手の人差し指を私の唇に当ててきた。


「証拠なら『まーさーか』」


私の言葉を遮って入ってきた不破さんは、口角を上げて笑みを浮かべた。


『あなたたちが言う証拠って、同率4位だから、何てことは言わないよね?いい加減認めた方がいいんじゃないの?だって決定的証拠がないんだもん。

ねっ?偽装だらけの問題撲滅委員会さん。』


ドスンッ


『答案用紙が何よりの証拠になるんじゃねーのか?』


強烈な衝撃音と共に聞こえたのは、花巻の声。そして、私を驚かせるには十分すぎる光景がそこにはあった。


「えっ?せっ、聖奈?なんでここに?」


驚きの声を上げると、手のひらを頭に当てて、テヘッという声は出ていないけど、伝わってきた。


その隣で花巻は追い打ちをかけようとしていた。


『なぁ、そうだろ?