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ふぅ…… 時間が経つのは本当にあっという間だなぁ…
いくら、緊張しているからと言って、学校をサボっちゃダメ。
それに今までやってきたんだから、投げ出すわけにはいかない。それは私のプライドが許さん。
『おーい。金森華さーん?
生きてますかー?』
「わっ!ビックリしたー!」
私の目の前で思いっきり手をブンブン振ってきた真犯人は、諸星智也。
「意識飛んでた。ごめん。」
『緊張してるんでしょー?
大丈夫だよ、大丈夫!きっとうまくいくから!
ね?』
智也が私を心配してくれていて、やっと私も話は聞き始めたんだけど、それでもなんか、心ここに在らずって感じ。
だってさ!
最終決戦が、15分後へ迫ってるんだよ!?
緊張しない人、いないでしょ。
「智也〜、結局なんの情報も得られなかったんだけどー…… 」
申し訳ない、という顔を表すため、口を尖らせた。智也はそれを見て、苦笑いしながら、返してきた。
『あはは… なにそれ… たこ?
まあいいや…… こっちもゼロだから大丈夫。』



![【完】[短編]君の隣には彼がいるけど僕の上には君しかいない。](https://www.no-ichigo.jp/assets/1.0.797/img/book/genre1.png)