『いやー?全然!もうなんも手がかりがなくてさ。だからさー、
もう諦めました!
だからさ、とりあえず今ある情報で、勝負してみるよ。そっちも頑張ってね!じゃあね!』
「ちょっ、ちょっと」
ブツッ
私が聞いた質問に答えたと思ったら、一方的に電話を切られてしまった。
私は、はあ、とため息をつきながら、切られてしまった携帯を見つめた。
登録順で入っている、電話帳には
諸星 智也
の上に、いまケンカしている、
花巻 飛鳥
という名前が登録されていた。私はこれを見て決意した。
この一件が終わったら、花巻にも聖奈にも謝って仲直りするって、そう決めたんだ。
こんな状況だから、ご飯を作る気にもならない。だからといって買ってきて食べる気にもならない。そう考えると、寝るのが一番手取り早く、簡単なため、ベッドで寝ることにした。
布団に入ると、意外と瞼が落ちてきて、眠くなった。寝るためにしていたことだから、抵抗する気もなく、しばらくすると私は、そのまま眠りについた。



![【完】[短編]君の隣には彼がいるけど僕の上には君しかいない。](https://www.no-ichigo.jp/assets/1.0.797/img/book/genre1.png)