久しぶりの日記を書き終えて、椅子をグルグルっと回しながら、頭に手を置いて考えた。そんなことをしても、頭にはなにも浮かんでこなかった。
「不破椿は本当にカンニングをしたの?もししたのなら、その証拠はどこ?していないのなら、その証拠はなに?」
いつもなら、なにかしら出てくるのに……
今回ばかりは考えても考えても、なにも浮かんでこない。
答案用紙で証明する… のはもう本人が持っているし……
「もうしょうがない!同率4位を言って認めてもらうしかないか!」
私はほぼ今回のことについては諦めかけて、逃げられてもしょうがないことを承知で、証拠と言えるか分からない証拠を見せて、認めてもらおうとおもった。
これじゃダメなことくらい、バカが考えてもわかる。ただこれしかない。今回は本当にこれしかない。
ただどうしよう…
よし!行き詰まったときは、とりあえずどこまでいったのか、智也に電話で聞いてみよう!
プルルルル
「おっ!智也、1コール目で出るなんて、まさか待ってた?」
『はー?なにそれ。珍しいよね、華から電話なんて。絶対かかってこないと思ってた。それで用は何?』
私が本題に入り、質問をすると向こうからは衝撃の言葉が返ってきた。



![【完】[短編]君の隣には彼がいるけど僕の上には君しかいない。](https://www.no-ichigo.jp/assets/1.0.797/img/book/genre1.png)