「これで、何人目だと思ってる?3ヶ月の間にクラスの男子、他のクラスの男子。あと先輩もろもろ。ぜーんぶ断って、どうしたいわけ?」
いや、どうしたいって言われても、、
だってあたしは、、
「舞友、声デカすぎ。周りに話丸聞こえだっつーの。」
「おっ、奏斗おはよー。いや、だってさ、智香がありえないんだもん。」
そう言われてる間、あたしの隣に来た男子は小学三年の時にあたしの家の二個隣に引っ越してきた橋川奏斗(はしかわかなと)。
「ちょっ、舞友、、っ、んっ!」
「智香うるさい。」
そう言ってあたしの口元を手で覆った奏斗。
「んで、昨日また告白されたんだって。それも、あのバスケ部のキャプテンのあの先輩!
学年トップ3に入るぐらいの頭脳の持ち主でしかもチョーイケメンの。」
「あーいたな。まぁ、でも智香は可愛いもんな?」
そして、手を離した彼はいつものようにあたしの頭を撫でながらそうカラカった。
「奏斗!、、もう、、!」
あたしの気持ちも知らないで、、
