「「ありがとうございました」」
ガタッ
「彩ちゃ〜〜ん!」
号令が終わった瞬間大声で私のところへ走ってきた友梨菜ちゃん
そんな大声で呼ばれても…ね?
「わっ!」
「うふっ」
私のところに来るなり抱きついてきた
あ、友梨菜ちゃんいい匂い…
この匂い好きかも
抱きついてきた時にフワッと香ってきたフローラルの香り
「ゆ、友梨菜ちゃんどうしたの?」
「うふふふふふ」
なにその笑い方…不気味だよ
「彩ちゃん〜♪」
「…な、何?」
「何でもな〜いっ」
「…」
ないのかい!と心の中で突っ込みを入れる
「ねっ、拓人!彩ちゃん綺麗じゃん?!」
「「…は」」
私と隣に座ってる篠井君と重なった時、チラッと隣を見たらバッチリと視線があってしまい慌ててそらした。
ドキッて…これは、イケメンに可愛いとかを判断されるからだよね?!うんうん!そーだよね!
「…まぁ、そうかもね」
「かもねってかもはいらない!かもは!」
「はいはい」
二人の会話を聞いてるとふと思いついた


