「あぁ〜終わった〜」



「蒼緒って本当器用だよね。立ったまま寝るとかありえへんわ」



「だって寝むいんやから仕方ないやん」



「それでも起きとくってことぐらいさぁ〜」



「あ、田居さんと藤田くん教室…」



「あ、3年なったのに階間違えた〜日向しっかりしてや〜」



「私が悪いん!?」



「てかさ、気になってたんだけど藤田くん呼び慣れねぇな。俺、光って呼ぶから光も蒼緒って呼んでや」



「蒼緒?」



「うん!そっちのがしっくりくる!」



「じゃあ田居さんと蒼緒ね」



「それやったら私も変えてよ!」



「日向?」



「うん!よろしくね光!」



そして私たちの運命の歯車は音を立てて動き出したんだ______