桜満開
進級、クラス替え、担任発表
新しい出会いの季節
私達新高校3年生にとっては勝負と言われる1年になる
そんな時期
新しく男子生徒が転入してきました
「はい、お前ら席につけー」
教室がざわつき始める
「転入生がきました。沢村くん入りなさい」
「失礼します」
柔らかそうな笑顔が特徴的な
まるでひまわりのような人
「沢村光です。よろしくお願いします」
「沢村は…田居の隣の席だな」
先生が私の横の席を指さすと
彼は先生に会釈してこちらへ歩いてきた
「よろしくね」
「あ、田居日向です。よろしく」
「田居さんね。よろしく」
キーンコーンカーンコーン
始業式だ〜と皆が教室から出ていく
「沢村くん一緒に…」
「日向!体育館行こうや」
「あ、蒼緒」
「あ、沢村くんやんな!俺は藤田蒼緒。こいつの幼なじみ!よろしゅう!」
「よ、よろしく…」
「蒼緒!沢村くん困ってるから。沢村くんも一緒に体育館行こ!」
「うん」
そう言って彼はまたひまわりの様な笑顔で笑ったんだ
進級、クラス替え、担任発表
新しい出会いの季節
私達新高校3年生にとっては勝負と言われる1年になる
そんな時期
新しく男子生徒が転入してきました
「はい、お前ら席につけー」
教室がざわつき始める
「転入生がきました。沢村くん入りなさい」
「失礼します」
柔らかそうな笑顔が特徴的な
まるでひまわりのような人
「沢村光です。よろしくお願いします」
「沢村は…田居の隣の席だな」
先生が私の横の席を指さすと
彼は先生に会釈してこちらへ歩いてきた
「よろしくね」
「あ、田居日向です。よろしく」
「田居さんね。よろしく」
キーンコーンカーンコーン
始業式だ〜と皆が教室から出ていく
「沢村くん一緒に…」
「日向!体育館行こうや」
「あ、蒼緒」
「あ、沢村くんやんな!俺は藤田蒼緒。こいつの幼なじみ!よろしゅう!」
「よ、よろしく…」
「蒼緒!沢村くん困ってるから。沢村くんも一緒に体育館行こ!」
「うん」
そう言って彼はまたひまわりの様な笑顔で笑ったんだ