「...きろ。遅刻しちまうぞ。」


その声で私は重たい瞼を開けた。

まだ、眠っていたいのに...。


 「んん...。今何時?」


 「7時3分前。」


 「...あ!」


眠気なんかそっちのけで

急いで階段を降りてテレビをつける。


 「今日の占い占い~っと。」


今日は何位かなー。

1位だったらいいなー。


 「1位はさそり座の貴方!運命の人に出会えるかも!?」


 「運命の人!?」



早速楓太に言わなくちゃ!