「和、起きろ。」


いつものように妹の和を起こす。

和は起こさない限り

腹が減るまでずっと寝てる。


 「起きろ、遅刻しちまうぞ。」


もう一度揺すって起こしてやる。


 「んん...。今何時?」


 「7時3分前。」


 「...あ!」


身体を勢いよく起こして

階段を降りていく。

毎朝の占いを見ないと和は不機嫌になっちまう。






あーあ、本当

世話がやける。