どうしても君を抱き締めたい








「でもさ、やっぱりみことくんが悪い」





ご飯を作り終わり、二人で向かい合って食べているとき。



そうだ、よく考えたらわたし悪くないじゃん、なんて。


だってみことくんがわたしに構ってくれないんだもん。


彼女よりゲームを優先させちゃうなんて、これは由々しき事態なのです!






「…ん」



「もっかいきくよ?


 …わたしとゲーム、どっちが大事?」






なんてくだらない質問。


それでもわたしには大事な質問。



…もしこれで、ゲームの方が大切だなんて言われたら、絶命しちゃうよ?





ドキドキしながら返事を待つ。


みことくんははしを動かすのをぴたりとやめて、わたしの方をチラリと覗く。


そして。




がたりと席をたったみことくんは、すすすっとわたしに近づいてきて。



ドキドキが高まり続けるなか、みことくんはわたしの真横にやって来た。