どうしても君を抱き締めたい








 *








「なぁ」


「…………」


「…みゆ?」


「…………」


「さっきはごめんって」







あれから数時間が経過。


そろそろ夜ご飯の時間です。


トントンと肩を叩きわたしに声をかけるのは、同棲中のわたしの彼氏、みことくん。




さっきまであんなに楽しそうにしてたのに、ご飯となったらこれだよ。

やになっちゃう。


なんて言いつつも、声をかけてくれたのが嬉しくてついつい振り向きそうになって。



…だめだめ。

みことくんには、ちゃんとわたしの大切さを分かってもらうの。

わたしも怒るんだよって、態度でしめすの!