LOVE物語3

「ストップ!!尊!」



「参ったな…。ごめんな、遥香。いい匂いがしたからつい。」



「ついじゃないよ。ハァハァ…」





「苦しかったな、本当にごめん。」




「何で謝るの?私は、尊が大好きなんだよ?いつも、私に気を遣うなって言ってるけど、私にも気を遣わなくていいよ?」




「ばか…そんなこと言われたら、止められなくなる。」




「ん!」




さっきよりも熱く、深いキスを遥香に落とす。




俺を本気にさせた、遥香が悪いんだからな。




「尊…」




「どうした?」




遥香から、少しだけ唇を外した。




「パジャマの下から手が入ってるんだけど…」




「本気にさせたのは、遥香だろ?」




「…ばか。」





診察の度に、遥香の裸に何度も理性を堪えてきた。




けど、今は遥香が愛おしくて、自分でもおかしくなりそうだった。




遥香を姫抱きにしてから、ベッドへと運ぶ。





暗闇の中、遥香の体温を感じながら、遥香の身体を抱いた。




気付くと、遥香は眠りについたみたいだった。




本当は、朝までこうしていたいけど、遥香に風邪を引かれたら困る。




「愛してるよ。」




遥香の額にキスをしてから、起こさないようにパジャマに着替えさせた。