俺は普段女に興味はない

人の顔見て勝手に騒いで
うるさいだけの奴らなんかどうでもいい


小里もそんな中のひとりという認識

普段ならこんな光景目の当たりにしても
めんどくさいからほっとく


なのに
気がついたらそいつらに声をかけていた


「おい」

「そこ通り道なんだけど
邪魔だから他でやってくんない?」


なぜ自分がこんなことを言い放ったか分からない


「は?
お前だれだよ
関係ないやつは引っ込んでろっつーの」

小里に絡んでた男達は睨みながら迫ってくる



小里は声の正体が俺だと知ると驚いたようで目を見開いていた


「関係ない?
そんなん知らねーよ
邪魔だから邪魔っていっただけだろ」


俺がそういうと男は俺に殴りかかってきた


「きゃっ。。。」

小里は顔を背け泣きそうな顔をしていた


別に痛くもなんともないけど


「あんま調子乗っちゃダメだよ?
目上の人に対する態度教えてあげようか?」

馬鹿にした口調で男は話しかけてくる