あからさまにショボンと肩を落とすと、花梨は呆れたと言わんばかりにため息を漏らした。
「少し会えなかったからってテンション下がり過ぎ」
「少しじゃない!もう一ヶ月と12日も会ってないし!」
「細かっ!まさか葉山と会えなかった日数えてんの⁉︎」
「会えなかった日じゃなくて、会えた日に印付けてたの!」
葉山は私より二学年上だ。
そのため葉山が小学校を卒業してからというもの、全く会えなくなってしまった。
会えるのは月に一、二回程度。
会えたら手帳にハートマークを書いて、葉山の事を思い出してた。
私の手帳はスケジュールを書くものじゃなくて葉山専用。
でも、毎日手帳を開いてハートマークを数える日々はもう今日で終わり。
これからは葉山に毎日会える!
わざわざ手帳にハートマークを書かなくても、会えた日を数えなくてもいいんだ。
だけど、毎日会えるのは葉山が卒業するまでの一年間というリミット付き。
それなら何がなんでも毎日会いたい!
一日でも惜しいのに……っ!
「葉山に…会いたいよぉ……」
葉山欠乏症だ。
だいぶ前からそうだったけど、もう限界。
葉山が足りない足りない足りない足りなーいっ‼︎‼︎
はぁっ、と盛大にため息を吐いた時。
「誰に会いたいって?」
ずっと会いたかった人の声が聞こえてピタリと足を止めた。
胸がドキリと高鳴る。
今の声って…まさか……葉山…?
スローモーションのように、ゆっくりと振り返った。
「少し会えなかったからってテンション下がり過ぎ」
「少しじゃない!もう一ヶ月と12日も会ってないし!」
「細かっ!まさか葉山と会えなかった日数えてんの⁉︎」
「会えなかった日じゃなくて、会えた日に印付けてたの!」
葉山は私より二学年上だ。
そのため葉山が小学校を卒業してからというもの、全く会えなくなってしまった。
会えるのは月に一、二回程度。
会えたら手帳にハートマークを書いて、葉山の事を思い出してた。
私の手帳はスケジュールを書くものじゃなくて葉山専用。
でも、毎日手帳を開いてハートマークを数える日々はもう今日で終わり。
これからは葉山に毎日会える!
わざわざ手帳にハートマークを書かなくても、会えた日を数えなくてもいいんだ。
だけど、毎日会えるのは葉山が卒業するまでの一年間というリミット付き。
それなら何がなんでも毎日会いたい!
一日でも惜しいのに……っ!
「葉山に…会いたいよぉ……」
葉山欠乏症だ。
だいぶ前からそうだったけど、もう限界。
葉山が足りない足りない足りない足りなーいっ‼︎‼︎
はぁっ、と盛大にため息を吐いた時。
「誰に会いたいって?」
ずっと会いたかった人の声が聞こえてピタリと足を止めた。
胸がドキリと高鳴る。
今の声って…まさか……葉山…?
スローモーションのように、ゆっくりと振り返った。

