「西條さんは葉山君のどんな所を好きになったの?」
「沢山ありますけど、一番は瞳です」
「瞳?」
私が葉山を好きになったのは小学校四年生の夏、ミニバスの見学に行った時だった。
本当はバスケなんてしたくなかった。
ピアノや書道を習いたかったのに、ミニバスの部員が集まらず試合に出れなくて困ってるという、言わばママ友の付き合いに利用されただけで。
あくまで名前を貸す、それぐらいの軽い気持ちで嫌々ながら女子の練習を見学しに行った。
だけど、体育館に足を踏み入れた瞬間、私の気持ちは大きく変わった。
ボールやゴールネット、バッシュが体育館の床をキュッと蹴る音。
選手の真剣な姿、諦めない姿、心からバスケを楽しんでる姿。
その熱気に引き込まれた。
わくわくした。
私もバスケをやってみたいって思った。
その中で一際目立っていたのが、当時六年生で男子キャプテンの葉山大輝。
葉山のシュートフォームは素人目でも綺麗で、正確で無駄がなかった。
速いドリブルについていける者はなく。
特に、彼の代名詞の後ろにジャンプしながらシュートを打つフェイダウェイや、後ろや横に目がついているんじゃないかと思うぐらい絶妙なノールックパスには誰もが感嘆の声を漏らした。
葉山のプレーは積極的で、情熱的で、輝いていた。
そんなバスケ馬鹿の葉山を好きになるのに時間なんて掛からなかった。
「沢山ありますけど、一番は瞳です」
「瞳?」
私が葉山を好きになったのは小学校四年生の夏、ミニバスの見学に行った時だった。
本当はバスケなんてしたくなかった。
ピアノや書道を習いたかったのに、ミニバスの部員が集まらず試合に出れなくて困ってるという、言わばママ友の付き合いに利用されただけで。
あくまで名前を貸す、それぐらいの軽い気持ちで嫌々ながら女子の練習を見学しに行った。
だけど、体育館に足を踏み入れた瞬間、私の気持ちは大きく変わった。
ボールやゴールネット、バッシュが体育館の床をキュッと蹴る音。
選手の真剣な姿、諦めない姿、心からバスケを楽しんでる姿。
その熱気に引き込まれた。
わくわくした。
私もバスケをやってみたいって思った。
その中で一際目立っていたのが、当時六年生で男子キャプテンの葉山大輝。
葉山のシュートフォームは素人目でも綺麗で、正確で無駄がなかった。
速いドリブルについていける者はなく。
特に、彼の代名詞の後ろにジャンプしながらシュートを打つフェイダウェイや、後ろや横に目がついているんじゃないかと思うぐらい絶妙なノールックパスには誰もが感嘆の声を漏らした。
葉山のプレーは積極的で、情熱的で、輝いていた。
そんなバスケ馬鹿の葉山を好きになるのに時間なんて掛からなかった。

